今年も醤油の仕込みをしました。昨年は醤油の仕込み現場にはいれませんでしたが、今年はシッカリ体験。
【材料】
・麹菌がびっしりついた大豆、麦。
・塩
・水(塩素を抜くため一日置く。おいしい水の調達予定も、震災の影響でできず)
・樽
これだけなんだー。
【手順】
通りがかりの人は、土いじりと思って、なにも言わずにスルー。
次に塩を混ぜます。3Kg。固まらないように混ぜます。混ぜます。このカビ状態のものに、塩混ぜて、発酵させようとした昔の人はすごいよ。
樽に1/3入れて、水をいれて混ぜて、1/3入れて水を混ぜて、1/3入れて水を混ぜて。塩が分離して下に沈むので、上手く溶かすように混ぜる。でも麹は潰さず。
この時点で、通りすがりの人は、何を作ってるの!?と興味しんしん。
はい、できあがり。ほのかに、もろみの香りがします。
醤油屋さんって普段何してるんだ?あ、麹から仕込んでるのでしょうね。
出来上がるのは今年の冬。時々、天地返しをしてあげながら。夏はもろみ状態なので、取れたてキュウリにつけて楽しむ!この1樽で絞ってできる醤油は、一升瓶 15本醤油!!すごい!!
通りすがりの方の話によると、九州の方では、真ん中に何らかの筒を建てて、しみだしてきた醤油をすくって利用するそうです。