2011年1月23日日曜日

PLY. Catering Project

先日のロゴの話のつづき。

昨年末に依頼があって、FMはレタープレスを手がけるPLY. のオープニングパーリーでケータリングのお手伝いをすることになりました。

photo by LUMIX GF1 F4.0/7-14mm

ケータリングって一見きれいに並んでて簡単そうに見えるけど、想像してみると料理だけでなく皿、コップに始まり衛生面などいろんな準備があります。おー楽しそう!と引き受けたもののいくつかハードルがありそう、それにフツーのケータリングでは面白くない、逆にプロのケータリングが普段やらないようなことをやろう、とそんなわけでPLY.のコンセプトを食べることでも表現してみようということになりました。

以下PLY.のWebより

自ら考えて、自ら形にしていく
PLY.[pléı] は思考と実践の場です
Create something using our own hands and mind.
PLY. [pléı] – Where thoughts and practice met.

自然と頭と手が自由に動く,
そんな場所がほしい.
それが私たちの共通の思いでした.

至れり尽くせりのサービスで感じる快適さがある一方で,
自ら考えと行動を起こしていく気持ち良さ
というものがあると思います.

ひとりでできないことがあれば,
知恵を共有することで
前に進んでいけることもあります.

私たちはそんな少し変わったselfserviceのかたちを
提供できるstudioを目指しています.

そこで考えたのが、シンプルなものに自分で何か加えることで完成するような料理。
真っ白い食べ物に、様々な味や色の薬味やスパイスを自分で加えることで、味や見栄えを整えてもらったり、新たな発見をしてもらうというもの。

photo : Kanazawa Yurie

photo : Kanazawa Yurie

photo : Kanazawa Yurie

とくにパーリー会場でコンセプトについては説明していませんが、気分で料理や薬味を選んだり、気づきがあったりと楽しんでいたのではないでしょうかー。


写真はKanazawa Yurieさん。ひとつひとつに何か感じ入るものがありますねー。当日はパーリーの様子を撮っていただきましたが、そのなかから料理の写真もお借りしています。銀塩カメラにこだわって撮影していますが、ひとつひとつ何かを思いながらシャッターを切る感覚はPLY.のコンセプトにもとてもあっていると思いました。


つぎはそれぞれの料理にについてご紹介。

2011年1月19日水曜日

FMのロゴ

FM(Fermentation Meeting)のロゴができました。
こちらです。



作ってくれたのは読者にもなってくれているmisaco。
彼らのスタジオ PLY.(プレイと読みます)の立ち上げサポートをFMがしたときにいただきました(お手伝いの様子はまた近いうちに報告しますー)。

FとMをスプーンと美味しそうな顔のかたちに、手書きのカリグラフィでデザインしています。モグモグしてるような感じがとてもいいですw

ロゴがデキルと、なんだか心改まりますね。
さぁどうやってページに加えましょうか。

2011年1月15日土曜日

かりがねほうじ茶 香悦

正月明けに里帰りしたフルサー先生から京都のお土産をいただきました。「かりがねほうじ茶 香悦」柳桜園茶舗。


パッケージの鳥獣戯画の図案が素敵です。



茶色っぽいかと思いきや、意外と黄金色。いい焙煎の香りがします。いや焙煎という焦げた印象ではなくてもっと柔らかいです。のんでも渋みはなく甘く柔らかな印象。ほうじ茶ってもっと濃いイメージでした。熱湯を注いで30秒程度で淹れると説明にもあるので、今までの入れ方も間違っていたのかもしれませんねw


緑茶と同じく日本茶であるほうじ茶も不発酵茶。でもパッケージ裏には茎と茶葉を完熟させ、、、と表示されている。完熟ってなんのことでしょうか。直接聞いてみました。

緑茶に適した時期に茎(葉)を摘んでしまうと、柔らかすぎてほうじ茶を作るには適さない。なのでほうじ茶にちょうどよいころあい(これを完熟といっている)に茎(葉)を摘んでいるという意味のようです。
なるほど、ここで完熟とは「機は熟した」の強い言い方ということですね。いや、あるいは葉中の成分がやはり変化しているはずだから熟成的な意味合いも半分含んでのことかもしれないですね。



色は少しの緑を残しているかんじ。ほうじ茶ってもっと濃い茶色のイメージでした。静岡出身のmegromはあまりほうじ茶を飲む機会がありませんでした。

そういえば、ほうじ茶って、焙じ茶と書くんですね(変換していてわかった ;汗)
またwikiによるとかりがねは「雁ヶ音」と書き玉露などの高級な茶葉の茎から作られたものを指すみたいです。いいものを使ってるんですね。
でもまてよ、ということは製作のタイミング的には葉も茎も同時に発生するわけで、そうすると完熟の意味合いが多少ずれてくるような気がするけどw いや完熟の話を信じれば、茎に合わせて収穫し逆に葉は別にするというとてつもなく高級なほうじ茶ということか。さすが京都。

フルサー先生よいものをありがとう。