2012年4月30日月曜日

醤油搾り物語

横浜 十日市場にある虹色菜園というところで、30代中年男子が醤油を仕込みました。
麹を買い付け、水を一日寝かせ塩素抜きし、麹と塩を混ぜて捏ねて捏ねて、
寝かせて醸すこと、約10ヶ月。

ついに絞るときが来たのだ!


冬がとても寒かった2012年。桃と桜が一緒に咲く春!
搾り師さまは、わざわざ長野からいらしていただきました、岩崎洋三さん。


手前の桶が熟成された醤油のもと。そこにアッツアッツのお湯を入れてかき混ぜます。
このお湯の量も微妙で、ちょうどよい比重にする必要があるのです。
その加減は素人にわからないので、岩崎さんの経験に頼ることになるのです。

十分にお湯とかき混ぜたら、フネと呼ばれる醤油絞り器に、入れます。
麻の袋に醤油の元を入れて。。。


船の中に並べて・・・・


絞る!
油圧ポンプで2トン!の力で!」


そしたら出てくる出てくるお醤油がー


出てきたよー。おいちいよねー。

お醤油は搾り始めて、しばらくたったものが一番澄んで綺麗で、これが生醤油になるそうです。

じゃあ、その前のものは・・・88度まで熱して、これ以上熟成しないように菌を死滅させます。


白く浮いているものは灰汁。この灰汁を使って蕪をつけると美味しいらしい。

灰汁って取り除くべきものかと思ってましたが、最近の食材は灰汁が少ないので、
逆にどうやって生かすかが、重要だそうです。へぇえ。


さてさて、この醤油どこで手に入るか!?
都立大学クエルクスにて手に入るはず!

料理もお酒も美味しい素敵なお店です。是非是非。


1 件のコメント:

  1. うあーいいにほひがただよって来そう!
    ゼヒ味わいたひー。

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