2009年12月7日月曜日

いつもお世話になっております。




これがないと普段の料理ははじまらないでしょう?
かつお節の記事がNIKKEI MAGAZINEに出ていました。かつお節がいま大変な危機にさらされているという。世界的にカツオの消費量が上がり、かつお節づくりに必要なカツオが手に入りにくくなっているんだそうな。むろんかつお節としての消費アップではなく、ツナ缶なんかになっていくわけです。あとは働き手にも悩まされ、中国から人が来たりとなんだか大変そう。
そしてかつお節の作業風景の写真があり、伝統的な作り方を行っている鹿児島の山川に尋ねている。かつお節ってば大変な工程を得てできてます。美味いわけです。カビの力で水分を吸収させうま味を凝縮させるなんて、日本人の古来からのスバラシイ知恵です。これは大事にしなくては!
ついでにいうと世界一堅い食品でもあるらしい。なるほどそれで鰹っていう字があてられているわけね。とにかく、かつお節がなくなってしまったら、日本の食卓は非常に困るわけです。


あ、ああども、メグロムです。
ウチの常食はやはり和食なワケでして、かつお節には大変お世話になっておりまして。普段は一週間分のダシをとって冷蔵庫にストックしているのだけど(だんだんエスカレートしそうな予感w)こんどは自分で削りたくなってきた。そういえばと思い出したのが、20年以上も前だが田舎へ行くと、カンナを逆さにしたようなかつお節削りの木箱があってそれでシュッシュと削った覚えがあるなぁ。
ネットを見ると削り器はいまだに存在はするみたい。いままで気づかなかったのだが、スーパーにもフツーに節のかたまりが売ってる。
これで削ってダッチオーブンのスキレットで、野菜なら素焼きしたアスパラとかナスとかの上にガサーってもって醤油をちろっとかけるだけで、ゴハンばくばくいけちゃう。 今だったらキノコをかるく炒めて器に盛ってぶわさーって上からかけてショウガ醤油とかユズもよい。あぁめくるめく削り立て生活にウットリ、妄想が止まりませんw。かつお節ってスバラシイ。

こんなのもある。愛工業の「オカカ7型 」。ハンズでも実物を見たが正直ゴツイw。糸井重里の通販生活の記事にこれを愛用しているコメントがあったが、人前にはださないがやめられないとある。ひとつはこの器械が異常に使いやすくてやめられないというとだが、もうひとつはこんなゴツイものを人目をはばかって使ってまでも、削り立てのかつお節はうまいということなんだろう。

だってこれですぜ?




あとすごい食べてみたいの見つけたw
オカカカツ
栃木県に訪れた際にはぜひ。醤油のほうが合うとか。これは気になる。お、これぶらり途中下車の旅のWeb版だったのか。



誰か使ってない削り器持ってません?そうだ。正月に田舎に戻った際は是非、戸棚の奥から引っ張り出してやってみてください。不要でしたらぜひご一報をw

2 件のコメント:

  1. じいちゃんとばあちゃんが生きてたころはオカカ削り器は食卓にいつもあったなー。
    やっぱ明治の人は違うね。
    カツヲ節がちびてきてこれ以上削れないところまでくると、あたいの口の中へ。
    あめ玉みたいにカツヲ汁を満喫してた記憶があります。懐かしいなあ。。

    うちの実家の方はお雑煮の上に削り節をかけます。
    (お雑煮はカツヲだし、醤油ベースで、鶏肉、水菜、お餅のシンプルなタイプ)
    元旦はお雑煮を準備している間に、削り節を削って、お雑煮にかけたり数の子にかけたり、、、

    最近はオカカ削り器の登場がありませぬ。。。
    お正月に帰省するときカツヲ節かってかえろうかな。
    でもあれも、ちゃんと手入れしないといい削り節ができないんだよねぇ。。。


    オカカカツって超びみょうー。汗

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    消え去りそうな調理器具シリーズとして、みなさん擂り鉢もってますか?
    小さい薬味用のじゃなくて大きなの。
    擂り鉢はとろろ汁作る時にはかかせないアイテムだったので、私の中では持っていたい調理器具なのですが、最近のお宅ではどうなんでしょう?

    いや、今日、いつも購読してる器屋さんのメルマガにおすすめアイテムとしてこれがのってたもんだから。。。
    http://www.kurumian.com/ten_0902sb2.htm

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  2. 絶滅危惧調理器として登録しました。
    第1号かつお節削り器。
    日本の調理器具を再発酵!なんてこじつけラベルつくりました。スリコギは再投稿でよろちく。

    おー、オゾーニはやはりしぞーか人だな。うちのオカンも同じような具材だね。

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